レストランのメニューや酒屋の棚でふと「葡萄酒」という文字を目にしたとき、普段飲み慣れている「ワイン」と何が違うのか疑問に思ったことはないでしょうか。同じブドウを原料としたお酒でありながら、呼び方が異なるだけで受ける印象や味わいのイメージが変わることはよくあります。実は、葡萄酒 ワイン 違いは、製法や中身そのものにあるのではなく、言葉の由来や文化的背景、そして日本における受容の歴史に深く関係しています。明治時代には薬用として親しまれた甘い葡萄酒もあれば、キリスト教の儀式で用いられる厳かなぶどう酒もあり、それぞれの言葉には独自の物語が詰まっています。
しかし、言葉の違いを知ることは、単なる知識の蓄積にとどまりません。それは、目の前の一杯をより深く、より美味しく味わうための鍵となります。例えば、甘口で懐かしい味わいの「赤玉スイートワイン」のような甘味果実酒と、食事に合わせて楽しむ辛口の本格的なワインを正しく使い分けることで、食卓の彩りは一層豊かになります。この記事では、葡萄酒 ワイン 違いの根本的な理由から、果実酒との区別、そして酔いやすさやマナーといった日常の疑問までを網羅的に紐解いていきます。正しい知識と少しのウンチクは、あなたのお酒ライフを格段にレベルアップさせてくれるはずです。
- 「葡萄酒」と「ワイン」の言葉の由来と日本における歴史的変遷
- 甘味果実酒と本格ワインの決定的な違いと選び方のポイント
- 日本酒やビールとの比較でわかるワインのアルコール度数と酔いやすさ
- 女性がワインを注ぐべきではないとされるマナーの真意と現代の常識
- 葡萄酒とワインは同じ?意外と知らない定義と文化的な違い
- 知識を深めて味わう!初心者から通まで楽しめるワイン10選
- 1. 【世界No.1の祝福】[Moët & Chandon] モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル 750ml
- 2. 【マダムの情熱】[Veuve Clicquot] ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット 750ml
- 3. 【黒いボトルの実力】[Freixenet] フレシネ コルドン ネグロ ブリュット 750ml
- 4. 【チリの自転車】[Cono Sur] コノスル ビシクレタ レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- 5. 【悪魔の蔵の伝説】[Casillero del Diablo] カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- 6. 【豪州のワラビー】[Yellow Tail] イエローテイル シラーズ 750ml
- 7. 【カリフォルニアの父】[Robert Mondavi] ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- 8. 【NZの風】[Oyster Bay] オイスターベイ ソーヴィニヨン・ブラン 750ml
- 9. 【豪州の清流】[Jacob’s Creek] ジェイコブス・クリーク シャルドネ 750ml
- 10. 【革新の保存術】[Coravin] Coravin Timeless Three SL ワイン保存システム
- まとめ:言葉の壁を超えて、あなただけの一杯を見つけよう
葡萄酒とワインは同じ?意外と知らない定義と文化的な違い
| 比較項目 | ワイン(Wine) | 葡萄酒(ぶどう酒) | 甘味果実酒(旧・甘味ブドウ酒) |
|---|---|---|---|
| 言葉の由来 | 英語の「Wine」に由来。
現代日本での一般的な呼称。 |
明治時代に定着した日本語。
キリスト教や薬用の文脈で使われる。 |
酒税法上の分類。
ワインに糖類やブランデーを加えたもの。 |
| イメージ・用途 | 食事と楽しむ食中酒。
欧米文化、ソムリエ、テイスティング。 |
レトロ、懐かしい、儀式用。
疲労回復などの薬用酒的な側面。 |
食前酒、デザートワイン、カクテル。
甘くて飲みやすい入門編。 |
| 製法の特徴 | ブドウ果汁を発酵させた醸造酒。
基本的に水や糖類は加えない。 |
ワインと同じだが、甘味果実酒を
指して使われることも多い。 |
醸造酒に糖分やアルコールを添加。
保存性を高め、味を調整している。 |
| アルコール度数 | 12%〜15%程度 | 12%〜15%程度(薬用は除く) | 14%〜20%程度(添加により高め) |
- 葡萄酒とワインの違いは?明治から続く言葉の歴史とイメージ
- ワインと果実酒の違いと表示ルール!甘味果実酒の正体とは
- 日本酒とワインどっちが酔いやすい?度数と飲み方の関係
- ワインは女性は注がない方がいい?レディーファーストの真実
- 葡萄酒作り方は法律違反?自宅で楽しむ果実酒の落とし穴
1. 葡萄酒とワインの違いは?明治から続く言葉の歴史とイメージ
根本的に言えば、「葡萄酒」と「ワイン」は同じものを指します。英語の「Wine」を日本語訳したものが「葡萄酒」であり、物質としての違いはありません。しかし、日本人がこの二つの言葉に抱くイメージには明確な差があります。明治時代、文明開化と共に日本に入ってきたワインは、当初「葡萄酒」と呼ばれ、滋養強壮や疲労回復を目的とした「薬用酒」として広まりました。当時の日本人の口に合うように、蜂蜜や砂糖を加えて甘くしたものが主流だったため、年配の方にとって「葡萄酒」といえば「甘くて赤いお酒」というイメージが強いのです。
一方、「ワイン」という言葉が一般化したのは、食生活が欧米化し、本格的なテーブルワインが普及し始めた昭和後期から平成にかけてです。こちらは甘味を添加しない、ブドウ本来の酸味や渋みを楽しむ辛口のお酒を指すことが多く、食事と共に楽しむという文化的な側面が強調されます。つまり、レトロで甘い記憶を呼び起こすのが「葡萄酒」、現代的で食事のパートナーとなるのが「ワイン」という使い分けが、無意識のうちになされているのです。言葉の選び方一つで、そのお酒が持つ歴史的背景や飲むシチュエーションまでもが変わってくるのは、日本語ならではの面白さと言えるでしょう。
2. ワインと果実酒の違いと表示ルール!甘味果実酒の正体とは
スーパーの棚を見ると、「果実酒」と書かれたラベルと「甘味果実酒」と書かれたラベルがあることに気づくでしょう。酒税法において、ワインは「果実酒」に分類されます。これは、果実を原料として発酵させたお酒の総称です。一方、「甘味果実酒」とは、果実酒に糖類やブランデーなどのアルコール、香料などを加えて、味や保存性を調整したお酒を指します。かつて日本で「赤玉ポートワイン」として親しまれた甘いお酒は、現在この「甘味果実酒」に分類されています(※ポートワインという名称はポルトガルの原産地名称保護のため使用できなくなりました)。
この区別は非常に重要です。なぜなら、本格的なワインを楽しみたいと思って甘味果実酒を買ってしまうと、その甘さに驚いてしまうからです。逆に、渋いワインが苦手な方にとっては、甘味果実酒の方が口当たりが良く、飲みやすいと感じるでしょう。ラベルの裏面にある「品目」を確認することで、そのボトルがブドウだけの力で作られた純粋なワイン(果実酒)なのか、飲みやすく加工されたワイン(甘味果実酒)なのかを見分けることができます。自分の好みや目的に合わせて、正しいラベル表示を読み解くことが、失敗しないワイン選びの第一歩です。
3. 日本酒とワインどっちが酔いやすい?度数と飲み方の関係
「ワインは悪酔いする」「日本酒は次の日に残る」といった話をよく耳にしますが、科学的に見てどちらが酔いやすいかには明確な答えがあります。まずアルコール度数を比較すると、ワインは一般的に12%〜15%、日本酒は15%〜16%程度と、実は大きな差はありません。しかし、酔いやすさを決定づけるのは度数そのものよりも「飲み方」と「飲む量」です。ワインは食事と共に水のように飲む文化があるため、気づかないうちに摂取量が増えがちです。ボトル1本(750ml)を二人で空けると、一人当たり375ml。これは日本酒に換算すると約2合に相当します。
また、ワインに含まれる酸化防止剤(亜硫酸塩)や、醸造過程で生成される微量成分(フーゼル油など)が、体質によっては頭痛や二日酔いを引き起こす要因になることもあります。一方、日本酒も飲みやすさゆえにペースが早くなりがちですが、和らぎ水(チェイサー)を挟む文化が浸透しつつあります。結論として、どちらが酔いやすいかは個人の体質と飲み方次第ですが、ワインの場合はスイスイ飲めてしまう口当たりの良さが、知らず知らずのうちに許容量を超えさせる「罠」になり得ることを意識しておくべきでしょう。
4. ワインは女性は注がない方がいい?レディーファーストの真実
ワインのマナーとしてよく語られる「女性はワインを注いではいけない」というルール。これは現代の日本では絶対的なものではありませんが、欧米の伝統的なレディーファースト文化に基づいています。かつてヨーロッパでは、ワインボトルは重く、女性に労働をさせてはいけないという配慮から、男性(またはソムリエ)が注ぐのが紳士の嗜みとされていました。また、女性が自らお酒を注ぐ姿は、「もっと飲みたい」という意思表示に見えてはしたない、あるいは娼婦の振る舞いであると見なされた時代もありました。
現代のカジュアルな場では、女性が注いでも全く問題ありませんし、気にする人は少なくなっています。しかし、格式高いレストランや、欧米の方との会食の場では、この伝統を知っておくとスマートです。男性が同席している場合は、女性はグラスが空になっても自分で注がず、男性が気づいて注いでくれるのを待つか、軽く合図を送るのがエレガントとされています。逆に男性は、同席の女性のグラスが決して空にならないよう、常に気を配ることが求められます。これは差別ではなく、互いを尊重し、優雅な時間を過ごすための「ゲームのルール」のようなものと捉えると良いでしょう。
5. 葡萄酒作り方は法律違反?自宅で楽しむ果実酒の落とし穴
「ぶどう酒 作り方」と検索すると、様々な自家製レシピが出てきますが、日本国内において個人がブドウを発酵させてワインを作ることは、酒税法により原則として禁止されています。いわゆる「密造酒」の扱いとなり、懲役や罰金の対象となる可能性があります。梅酒のように、既に完成したお酒(焼酎やホワイトリカーなど)に果実を漬け込んで果実酒を作ることは、一定の条件下(アルコール度数20度以上のお酒を使用するなど)で認められていますが、ブドウを発酵させてアルコールを生成する行為はアウトです。
例外として、酒税法で認められた特区などでは規制緩和されている場合がありますが、一般的な家庭では適用されません。「美味しいブドウが手に入ったからワインを作ってみたい」という気持ちは分かりますが、それは法を犯すリスクを伴います。自宅で楽しむなら、市販のワインにフルーツを漬け込んでサングリアにする、あるいはブドウジュースとワインを割ってカクテルにするなど、法律の範囲内でアレンジを楽しむのが、安全かつ賢い大人の楽しみ方です。手作りワインの夢は、プロのワイナリーが作った美味しいボトルを買うことで叶えましょう。
知識を深めて味わう!初心者から通まで楽しめるワイン10選
- [Moët & Chandon] モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル 750ml
- [Veuve Clicquot] ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット 750ml
- [Freixenet] フレシネ コルドン ネグロ ブリュット 750ml
- [Cono Sur] コノスル ビシクレタ レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- [Casillero del Diablo] カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- [Yellow Tail] イエローテイル シラーズ 750ml
- [Robert Mondavi] ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
- [Oyster Bay] オイスターベイ ソーヴィニヨン・ブラン 750ml
- [Jacob’s Creek] ジェイコブス・クリーク シャルドネ 750ml
- [Coravin] Coravin Timeless Three SL ワイン保存システム
| No. | 製品名 | 参考価格 | 特徴・タイプ | こんなシーンにおすすめ! |
|---|---|---|---|---|
| 1 | モエ・エ・シャンドン | 6,498円 | 世界で最も愛されるシャンパン。
バランスの良い辛口。 |
お祝い、パーティー
失敗したくない贈り物 |
| 2 | ヴーヴ・クリコ | 6,799円 | 力強いコクと爽やかさ。
美食家のためのシャンパン。 |
特別なディナー
通な人へのギフト |
| 3 | フレシネ コルドン ネグロ | 1,410円 | シャンパンと同じ製法のカヴァ。
キリッとした辛口スパークリング。 |
カジュアルな乾杯
週末のブランチ |
| 4 | コノスル ビシクレタ | 1,051円 | 圧倒的な高コスパのチリワイン。
果実味豊かなカベルネ。 |
毎日の晩酌
肉料理全般 |
| 5 | カッシェロ・デル・ディアブロ | 1,424円 | 「悪魔の蔵」の伝説を持つワイン。
濃厚でスパイシーな赤。 |
ステーキ、ハンバーグ
濃い味付けの料理 |
| 6 | イエローテイル シラーズ | 1,030円 | オーストラリア発の飲みやすさ。
ベリー系の甘みとスパイス感。 |
ワイン初心者
バーベキュー |
| 7 | ロバート・モンダヴィ | 2,177円 | カリフォルニアワインの父。
リッチでエレガントな味わい。 |
少し贅沢な夕食
じっくり語り合う夜 |
| 8 | オイスターベイ | 2,219円 | NZ産ソーヴィニヨン・ブラン。
ハーブの香りとフレッシュな酸。 |
サラダ、魚介料理
暑い日のリフレッシュ |
| 9 | ジェイコブス・クリーク | 1,111円 | 豪州の人気ブランド。
樽香と果実味のバランスが良い白。 |
クリームパスタ
チキンソテー |
| 10 | Coravin ワイン保存システム | 59,990円 | コルクを抜かずに注げる。
数ヶ月~数年酸化を防ぐ。 |
高級ワインを少しずつ
最高の状態で保存したい方 |
※価格は記事執筆時点のAmazon販売価格です。
1. 【世界No.1の祝福】[Moët & Chandon] モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル 750ml
「シャンパン」と聞いて誰もが真っ先に思い浮かべる、世界で最も愛されているシャンパンです。その名は単なるブランドを超え、祝福と成功の象徴となっています。3種類のブドウ品種(ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ)を絶妙にブレンドすることで生まれる、バランスの取れたエレガントな味わいは、まさに芸術品。フレッシュな果実味と、熟成によるブリオッシュのような香ばしさが口の中で調和します。
特別な日のお祝いや、ホームパーティーの手土産として、これほど間違いのない選択肢はありません。ラベルを見た瞬間に相手の顔がほころび、グラスに注げば立ち上るきめ細やかな泡が、その場の空気を一瞬で華やかに変えてくれます。ワイン初心者から愛好家まで、全ての人が美味しいと感じる「黄金比」のような味わい。迷った時はモエを選べば、最高の乾杯が約束されます。
2. 【マダムの情熱】[Veuve Clicquot] ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット 750ml
鮮やかなイエローラベルが印象的なこのシャンパンは、「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念を貫いたマダム・クリコの情熱を受け継いでいます。モエ・エ・シャンドンと並ぶ知名度を誇りますが、こちらはよりピノ・ノワールの比率が高く、力強い骨格とふくよかなコクが特徴です。しっかりとした飲みごたえがありながら、後味は驚くほど爽やかで、食事との相性も抜群です。
美食家たちに愛されるこの一本は、アペリティフ(食前酒)としてはもちろん、メインの魚料理や白身肉の料理とも見事にマリアージュします。ただ飲むだけでなく、その歴史やスタイルを語り合いたくなるような、深みのある存在感。大切な人とのディナーや、自分へのご褒美として、少し背伸びをしてでも選びたい、大人のための本格シャンパンです。
3. 【黒いボトルの実力】[Freixenet] フレシネ コルドン ネグロ ブリュット 750ml
シャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という手間のかかる製法で作られたスペイン産のスパークリングワイン、カヴァ。その中でも世界No.1の販売量を誇るのが、この黒いボトルのフレシネです。シャンパンに匹敵するきめ細かい泡立ちと、キリッとした辛口の味わいを、驚くほど手頃な価格で楽しめるのが最大の魅力です。レモンやシトラスを感じさせる爽快な酸味は、どんな料理も邪魔せず、口の中をさっぱりとさせてくれます。
「今日は泡が飲みたいけれど、シャンパンは高すぎる」という日に、これ以上の選択肢はありません。週末のブランチや、カジュアルな夕食のスタートに最適です。マットブラックのボトルデザインはスタイリッシュで、テーブルに置くだけでお洒落な雰囲気を演出してくれます。冷蔵庫に常備しておけば、いつでも気軽にリッチな気分を味わえる、コスパ最強のスパークリングです。
4. 【チリの自転車】[Cono Sur] コノスル ビシクレタ レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
ラベルに描かれた自転車がトレードマークのコノスルは、「安くて美味しいワイン」の代名詞として日本でも絶大な人気を誇ります。チリの恵まれた気候と土壌で育ったカベルネ・ソーヴィニヨンを使用し、果実味たっぷりの濃厚な味わいを実現しています。カシスやブラックチェリーのような香りと、程よい渋みがあり、1000円前後とは思えないほどの満足感を与えてくれます。
毎日の晩酌ワインとして、これほど優秀な選手はいません。スクリューキャップなのでオープナーも不要で、飲みたい時にすぐに開けられます。ハンバーグや焼肉、あるいはコンビニのチーズやサラミとも相性抜群。ワイン選びに迷って「失敗したくない」と思ったら、まずはこの自転車を目印にしてください。価格以上の価値を必ず提供してくれる、頼れるデイリーワインです。
5. 【悪魔の蔵の伝説】[Casillero del Diablo] カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
「あまりに美味しすぎて盗み飲みが絶えなかったため、蔵に悪魔が棲んでいるという噂を流してワインを守った」という伝説を持つ、チリの名門コンチャ・イ・トロ社のプレミアムワインです。その伝説に恥じない、濃厚でパワフルな味わいが特徴です。熟した果実の甘みと、樽熟成由来のバニラやトーストの香りが複雑に絡み合い、飲む人を魅了します。
しっかりとしたボディがあるため、ステーキやビーフシチューなどの濃い味付けの肉料理と合わせると、その真価を発揮します。スーパーでも手に入りやすい価格帯ながら、重厚感のあるボトルと悪魔のロゴは高級感があり、ちょっとした手土産にも喜ばれます。「今日はガツンとした赤ワインが飲みたい」という気分の時に、この悪魔の誘惑に乗ってみてはいかがでしょうか。後悔はさせません。
6. 【豪州のワラビー】[Yellow Tail] イエローテイル シラーズ 750ml
オーストラリアから世界中に輸出され、アメリカで最も売れている輸入ワインブランドの一つとなったイエローテイル。その人気の秘密は、とにかく「飲みやすい」ことに尽きます。オーストラリアを代表する品種シラーズを使用していますが、渋みを抑え、ベリー系のジャムのような甘みとスパイシーさを強調したスタイルは、ワイン初心者でも抵抗なく楽しめます。
「ワインは渋くて酸っぱいから苦手」という方にこそ、試していただきたい一本です。バーベキューソースのような甘辛い味付けの料理や、照り焼きチキンなどと驚くほど合います。カラフルなワラビーのラベルは楽しく、友人と集まるカジュアルなパーティーにもぴったり。難しいウンチクは抜きにして、純粋に「美味しいね」と言い合える、陽気でフレンドリーなワインです。
7. 【カリフォルニアの父】[Robert Mondavi] ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml
カリフォルニアワインを世界レベルに押し上げた伝説の人物、ロバート・モンダヴィが手掛けるシリーズです。「プライベート・セレクション」は、大切な人とのプライベートな時間を楽しむために作られたワインで、カリフォルニアらしい完熟した果実味と、上品な酸味のバランスが絶妙です。口に含むと、ブラックベリーやプラムの香りに加え、モカやスパイスのニュアンスが広がり、リッチで滑らかな余韻が長く続きます。
2000円台という価格で、ナパ・ヴァレーの高級ワインにも通じるエレガンスを感じられるのは驚きです。週末のディナーで、少し手の込んだ料理を作った時や、良い映画を見ながらゆっくりとグラスを傾けたい時に最適です。ワインの奥深さを知り始めた方が、次のステップとして選ぶべき、上質を知る大人のための一本です。
8. 【NZの風】[Oyster Bay] オイスターベイ ソーヴィニヨン・ブラン 750ml
ニュージーランドのマールボロ地区を一躍有名にした、世界的に評価の高い白ワインです。グラスに注ぐと、パッションフルーツや柑橘系、そして刈りたての芝生のようなハーブの香りが爆発的に広がります。この鮮烈なアロマと、キリッとしたクリスピーな酸味は、一度飲んだら忘れられないインパクトを持っています。
「オイスター(牡蠣)」の名が示す通り、生牡蠣やシーフードとの相性は最高ですが、蒸し暑い日本の夏にキンキンに冷やして飲むのも格別です。サラダやハーブを使った料理、和食の酢の物などともよく合います。重たいワインに疲れた時や、気分をリフレッシュさせたい時に、この爽快な白ワインは最高の癒やしとなるでしょう。白ワインの新しい魅力を教えてくれる一本です。
9. 【豪州の清流】[Jacob’s Creek] ジェイコブス・クリーク シャルドネ 750ml
オーストラリアで最も愛されているワインブランドの一つ、ジェイコブス・クリークの定番シャルドネです。シャルドネという品種の魅力を素直に引き出しており、メロンやピーチのような果実味と、樽熟成によるほのかなナッツやバニラの香りが調和しています。酸味は穏やかで、口当たりはまろやか。誰にでも好かれる親しみやすい味わいです。
クリーム系のパスタやグラタン、ホワイトソースを使った鶏肉料理など、コクのある料理と合わせると、ワインのふくよかさが引き立ちます。1000円台前半で購入できるため、日常の食卓に並べる白ワインとして非常に優秀です。気取らずに飲めて、しっかり美味しい。そんな安心感のある一本を冷蔵庫に冷やしておけば、毎日の食事がもっと楽しくなるはずです。
10. 【革新の保存術】[Coravin] Coravin Timeless Three SL ワイン保存システム
これはワインそのものではありませんが、ワインライフを劇的に変える革命的なガジェットです。通常、ワインは一度コルクを抜くと数日で酸化してしまいますが、コラヴァンは「コルクを抜かずに」ワインを注ぐことができます。特殊なニードルをコルクに刺し、アルゴンガスを注入しながらワインを抽出。針を抜くとコルクが自然に塞がるため、ボトルの中身は酸素に触れることがありません。
つまり、高級なワインを「一杯だけ」飲んで、残りは数ヶ月、あるいは数年後までそのまま保存することができるのです。「良いワインを開けたいけど、飲みきれないから勿体ない」という悩みを完全に解決します。複数のワインを少しずつ飲み比べたり、料理に合わせてペアリングを楽しんだりと、自宅でのワインの楽しみ方が無限に広がります。ワインを愛する全ての人にとって、投資する価値のある究極のツールです。
まとめ:言葉の壁を超えて、あなただけの一杯を見つけよう
「葡萄酒」と「ワイン」。その呼び名の違いには、日本人がお酒と共に歩んできた歴史と文化が映し出されていました。しかし、もっと重要なのは、その知識を活かして、今のあなたの気分やシチュエーションにぴったりのお酒を選べるようになることです。甘くて懐かしい時間を過ごしたいなら甘味果実酒を、食事とのマリアージュを楽しみたいなら本格的なワインを。正解は一つではありません。
- 言葉の理解:「葡萄酒」はレトロな響きや薬用の歴史を持ち、「ワイン」は現代の食文化を象徴します。ラベルを見て中身(果実酒か甘味果実酒か)を見極めましょう。
- マナーと常識:女性が注がないというマナーは伝統として知りつつ、現代では柔軟に。酔いやすさは飲み方次第なので、水を挟んでスマートに楽しみましょう。
- 楽しみの拡大:1000円台のコスパワインから憧れのシャンパン、そして保存ツールまで。選択肢は無限です。まずは気になった一本を手に取り、その物語を味わってみてください。
知識はワインを美味しくするスパイスです。今日得た情報をグラスに添えて、あなただけの素敵なワインタイムを過ごしてください。乾杯!
